<11.12 up> 1960s "Osmun's" cashmere chesterfield coat -BLACK-

<ABOUT>
タグによると、Ronald Bascombというテーラーが
Osmun'sというメンズウェアショップ向けに仕立てた、古いカシミアのコート。
シンプルなルックスだけれども、この佇まいがものを言う。
これこそ”良い服”だなと自信を持って言えます。

まず、コートの用尺でカシミア(恐らく100%)というところ。
カシミアは採取量が少ない為、希少価値が高く、自ずと値段も上がる。
そうなると当時でいう百貨店レベルのものになってくると思うので、
仕立てもそれに見合う様、外部とのダブルネームでやっていることが多い。此方もそんな感じ。

そして軽くて暖かいという点もカシミア最大の利点と言える。
特に同年代のウールで同じように仕立てられていたらずっしりと重くなってしまう。
此方も肉感はしっかりめですが、ウールのそれとは違う軽やかさをやはり感じる。

こういった素材のことだったり、機能面、仕立てに納得していただけると、より長い付き合いになると思います。
”良い服”って言葉の真髄です。