<12.24 UP> 1990s "Patagonia" Capilene®︎ cut&sew -NAVY-

<ABOUT>
パタゴニア社と化繊というのは切っても切り離せない。
それまでの防寒=ウールという常識を
時代や繊維の進化と共に発展させ、製品として当たり前にしてきた。
シンチラ(フリース)が代表的です。

そして、後々ミリタリーシーンにも生かされるわけだが、
気候の変化が激しい自然の中でも快適に過ごせる様、
いち早くレイヤリングシステムを提唱していたのもこのパタゴニア社です。

このCapilene(キャプリーン)もそういった類の中の1つ。
先述の化繊の発達も未熟な頃、アウトドアウェアで防寒といえばとにかくウール。
ウールを重ねていくと当たり前だけど重いんですよね。アウトドアレジャー向きとは言えない。

そこで、量産傾向にあった70年代あたりから進化を遂げてきた化繊の中でも、
軽量素材のポリエステルを生かし、フリースを開発したりしてきた。
ベースや中間着といった、レイヤリングという概念が生まれました。

そのベースにあたるのがこちらです。
今でいうヒートテックとかそんなものの先駆けと言えるでしょう。

インナーもこだわりたいという方には是非ともオススメです。