1950-60s unknown rayon satin skipper shirt -WHITE-

<ABOUT>
1950-60年代のホームメイドシャツ。
長めな袋縫いの襟に光沢があり高密度でヘヴィーオンスのレーヨンサテン生地。
今となってはこの生地だけでも希少性の高いものでありますので、古い被服の価値を一挙に見出せる古い時代の素晴らしい1着です。

胸元が大胆に空いたスキッパーシャツタイプ。
私的にはマルタン・マルジェラ期のHermesの名品「ヴァルーズ」を想起させるものであります。
今となってはどこか見覚えのある方も多いかと思いますが、この時代のこのデザインでフランスやイタリアではなく、アメリカ個体でこのアプローチに胸打たれます。

完全なるこじつけ的な解釈にはなりますが、当時のマルタン・マルジェラのインディペンデントな部分と、ヴィンテージのレーヨンサテンが持つエレガントさ、この2つが見事に融合した1着だなと。

繊細でデリケートな生地故に着るシーンは限られますが、この特別感は何にも代え難いモノかと。
サイズやシルエット、気分や趣味嗜好の合う方は是非この機会に。