Late 1980s "patagonia" 3/4 zip fleece pullover -BLACK-

<ABOUT>
今や秋冬シーズン定番素材の「フリース」は、このPatagonia社なくして語ることはできません。

1960年代頃まで暖かい服というと、ウールが主流。
1970年代に入ると、時代の流れは大きく変わり、化繊というのがアパレルでも積極的に使われるようになります。
同じ頃、Patagoniaの創業者は水に濡れると重くなり、洗濯も頻繁に出来ないウールに不満を抱いていたこともあり、この化繊をヒントにフリースの開発に挑みます。

その後、モルデンミルズ社と開発したのがシンチラフリース。
シンチラという名称はpatagoniaの商標。他社もフリースの名でこの素材を広めていきます。

そんなフリースフィーバーとも言える時期、1980年代後期の1着。
絶妙な長さのファスナー、3/4プルオーバーといった感じ。パッと見るとフルジップに間違えそう。
ファスナーテープ、切り返しのナイロンのカラーの組み合わせが、この時代のアウトドアウェアらしい派手さが有って良いです。

惜しむらくはレディス規格故のSサイズ相当のコンパクトなサイズ感。

小柄な方や女性に至極オススメです。