1960s "Lee" denim ranch pants -INDIGO-

<ABOUT>
此方は1960年代、Lee社のランチパンツ。
サイドジッパーが最大の特徴であるランチパンツ。
ランチとはなんぞや？と思う方もいると思うので補足程度に。

根源としては1929年の世界恐慌にあり、西部の牧場主が経営改善のために「デュード・ランチ」、所謂牧場観光を始め、女性用のジーンズということでこのランチパンツが広まりました。
女性向けデニムとしてLevi's 701XXが普及したのもこの為です。

そんな女性用デニムウェアに当たる此方ですが、特徴的なサイドジッパーやポケットのディテール、腰回りのゆとりが魅力。
ライトオンスな個体が多いのも、今時期には嬉しい偶然の産物。

普通に履くのも良いですがこの特徴を生かして、パンツを2枚履いて前側の腰元を垂らすというのも面白いかと。

まだまだインディゴの染料も色濃く残る此方。
育てがいのある1着です。