1960-70s "Chemises PARIS" cotton back satin? detailed shirts -BLUE-

<ABOUT>
大凡60-70年代フランスのシャツブランド、Chemises PARISからの1着

此方がなかなかの変わり種
まずは前後に着くウエスタンヨーク。
更に前面のヨークはフロントポケットに被さっており、フラップの役割も果たしている。
襟はカッタウェイの様な角度のボタンダウン仕様になっているのも面白い。
その他、腕に着くポケットも良いアクセントに。

ここまででもかなりてんこ盛りなディテールなのですが、前身頃にも一工夫が。
ペラっとめくると、なんと赤耳(セルビッチ)が現れます。シャツだとマチなんかに使われているのは見かけなくも無いのですが。
デニムと同じでやはりこのディテールは嬉しいもの。

それ故、この年代の物というのも納得だし、言われてみれば確かに質感も
旧織機で織られたであろう少し特有のふっくら感がある。(気がする)
ユーロ物の面白さが存分に現れた逸品