1950s "unknown" wool lettered knit cardigan -BLUE-

<ABOUT>
久々に気分に上がり、展開したいレタードカーディガン。
その由来は、50年代のアイビールック流行時、
大学名や、人名のイニシャルを入れるワッペンの事をレターと言い、
フットボールやラグビーで功績を残した選手に進呈していたのが初まりと言われています。
故にワッペンが入るものがほとんどで、
そのクラシックなルックスが根強く人気なものでしたが、近年では、着用者も減ったものです。

ただ、着用者が減ったからといって色褪せるものでなく、この時代のレタードニットの高密度な編みは、
古い時代ならではな古き良き時代の産物という作り込みの良さを感じるもので、
ヴィンテージレタードニットにしか出せない存在感があります。

シーンのトレンドには挙がらないものの、
独り占めとして着れる良さと、素晴らしい高密度の編みをお楽しみください。

そして、レタードで見つかるものってボロの個体が多いのだけど、
経年の変化に伴う天然繊維の朽ちた表情で、
このレタードの質感でというのが昔から好きです。

レタードの入らない、ソリッドな一枚をどうぞ。