1950-60s "unknown" salt&pepper cotton atelier coat -GRAY-

<ABOUT>
フレンチヴィンテージを代表するアイテムの一つ、
アトリエコートと呼ばれる、インディゴリネン、ブラックシャンブレー、
またはグレーコバートなどの生地を用いた一枚仕立てのコートになります。

元来、様々な作業時に着用されていたのですが、
特に芸術家などに好まれて着られたことからアトリエコートと呼ばれる由縁になったとか。
諸説あるのでしょうが、ペンキやインクが付着したモノも見つかるので、
実際にそのように使われていたのではないでしょうか。
(起源を辿ると、馬商や家畜の仲買人に携わる人々が着ていたBiaudeやVilletteと呼ばれるコートの存在に辿り着きます。こうして、深く掘り下げていくのもvintageの醍醐味ですね。）

繰り返しリペアを施し、長年に渡って着続けられたモノもしばしば見つかり、
当時に思いを馳せて着用するのも一興です。

今回ご用意したモノも、1着1着が生地、雰囲気の異なるモノなので、
同じアイテムでありながら、全く異なるモノだと思わせてくれます。
直感に任せてお好きな一枚を選んで頂ければ幸いです。