1950-60s "unknown" custom wide sweat -HEATHER GREY-

<ABOUT>
昨年ご好評いただきました、〜60年代までのオールコットンスウェットを使用してのカスタムワイドスウェット。
スウェットが活躍する春目前のこのタイミングでなんとか第二弾お届けできました。

この時代までのスウェットは、生地を編む際に、吊り編み機というものを使用していて、
その後から現行まで採用されている、大量生産に向いた、シンカー編み機のスウェットとは全くの別物。
吊り編み機によるスウェットの、ふっくらとした質感に、
着込むごとに身体に馴染んでいく質感は、古き良き時代の産物と呼ぶにふさわしいものです。

ただ、生地は良いものの縮みやすい性質な上に、防縮加工もされていないものが多い時代。
更にはアメリカの洗濯事情、100％といっていいほどタンブラー乾燥が主流という観点から、古いスウェットは縮んでしまった小さいものばかり。
その悩みを解消するべく、60年代以前のスウェットを2着使用し、
サイドにマチを付ける要領で、身幅の広いバランスに仕上げました。
希少性も高い古いスウェットを使用してのカスタムメイドなので、かなり贅沢なオンリーピースになったと思います。
古いスウェットをサイズで断念していた方々含め、是非ご堪能ください。

此方は同色ものによる組み合わせだけど微妙にリブの色味に差があったり。
SEARSボディってところも古着好きとしては評価せざるを得ない。