1930s "CROWN" denim coverall -INDIGO-

<ABOUT>
1930年代の荒々しいインディゴによるデニムカバーオール。

ワークウェア全盛とも言える時代の一つの特徴とも言えるのは、どのブランドも他のブランドとの競争勝ち取るために、
自社の名を冠したボタンの製作にも拘っていた事。
此方も、王冠が中心にくるCROWN OVERALLのボタンが、濃く残ったインディゴデニムにも負けない存在感を放っています。

また、年代判別の材料でもある1930年代以前に見られるこのチェンジボタン。
こちらにもきちんと意味合いがあり、この当時は洗濯機が普及する前で洗濯板洗いが主流。
生地を傷めない様、簡単に取り外しができるようにしていたんだとか。
その後洗濯機が普及しだす、1940年代以降このディテールは姿を消していきます。

天然インディゴによる素晴らしい経年変化と、リアルなワークの跡を感じ取れる焼けによる雰囲気の良さは言わずもがな。
ここまでのクオリティのデニムカバーオールは久々のご紹介です。