1963y "US ARMY" jungle fatigue jacket 1st -OLIVE-

<ABOUT>
ミリタリーアイテムは歴史的背景もあるとまた深みが増します。
少しだけ世界史の勉強も混ぜながら、商品紹介していきましょう。

このジャングルファティーグが誕生するきっかけとなったベトナム戦争は、北ベトナム、南ベトナム勢力同士による紛争。
北側をソ連が支援、南側をアメリカが支援といった状況になったため、代理戦争とも言われています。
そんなベトナムは、高温多雨で湿気の多い環境。
アメリカ軍ではそれに適応でき、物の取り出し易さが考慮された斜めポケットを採用したこのシャツジャケットが開発されました。
(正式にはトロピカルコンバットジャケット)

63年の登場から約10年間、数回にわたって改良を重ねていきます。
此方はその一番最初、1stモデルになります。
製造期間自体1963〜64年と短期間であることから、元の球数も少なく、市場で見つけるのは困難なレベルになってきました。

そんな1st、最大の特徴はこのむき出しボタン。これは1stにしか見られないディテールです。
この4つポケのバランス感ってファッション的目線でも秀逸で、サンプリングも度々されてきました。
サイズもMedium-Shortということで素晴らしいですね。言うことありません。